冷房の上手な使い方7月に入りましたが、湿気と暑さで寝苦しい夜を過ごされている方も多いのではないでしょうか?外から冷房の効いた部屋に入るとスゥ~っとして気持ちがよいですが この温度の変化が体の機能や自律神経に負担をかけてしまうそうです。 まずは 冷房との接し方をチェックしてみてくださいね ・暑い日は、部屋の中だけはひんやり涼しい状態にしておきたい。 ・夏はほとんど冷房をかけっぱなしにしている。 ・最近、扇風機を使っていない。 ひとつでも当てはまった方は、お気をつけてくださいね (^-^) ○夏を過ごしにくくする!?冷房 夏は気温が高く、暑さが体調を崩す原因だと思われがちですが、 電車・デパート・会社・家などの冷房が効きすぎた環境も大きな原因のひとつなのだそうです。 ○冷房はなぜ体に悪いの? 人の体には気温の変化に自然に対応するメカニズムがありますが、 これを無視して急激に冷やしたり、暖かくしたりすることによって、自律神経にとても負担がかかります。 また体を冷やしすぎると末梢血管の血流が悪くなり、冷え性の発端にもなります。 ○どんな症状が出てくるの? 自律神経のバランスがくずれることによって、まず疲れがとれにくくなります。 また肩こりや頭痛、むくみや肌荒れなどの症状が表れ、ウイルスなどの攻撃にも弱くなり 風邪をひきやすくなることもあります。 ○冷房をかけたままだと熟睡できないの? 冷房をかけたまま寝ると、深部体温を保持するために毛細血管を収縮させ 熱を逃がさないようにしてしまうそうです。 そのため睡眠をとるのに必要な深部体温の低下ができず、熟睡ができません。 24度以下だと毛細血管が収縮し始めますので、寝るときは必ず25度以上に設定してくださいね。 <マメ知識> ・深い眠りにつきたい方は寝る3~4時間前までに消化のよいものを食べるようにします。 ・寝る少し前に牛乳を1杯飲むようにすると、鎮静効果が得られリラックスして眠りにつくことができます。 ・女性は、男性よりも体の筋肉が1割ほど少なく、冷えた体を元に戻すのに時間がかかってしまうこともありますので 冷房による体の不調は、女性の方が多いようです。 *男性の方は薄着になるなどして、お子さまや女性の方の体調に気をつけてあげてくださいね (^-^) ○冷房をなるべく使わないための工夫 冷房をかけっぱなしにしておくと、体に良いことがあまりないな、なんて思ったんです。 そこで冷房に頼らない方法を調べてみました。 ○扇風機を使った冷房 扇風機のカバーの外側に 水で湿らせたガーゼや小さめのハンカチをひもなどで固定して扇風機をまわします。 そうすると室内の生ぬるい風ではなく、水分を含んだ風が送られるので、涼しく感じます。 冷気が弱まった場合は適宜水を含ませたり、アロマオイルなどで湿らせたハンカチを使うことで リラックス効果も得られます。 ○窓をうまく利用しましょう まず、窓を2ヶ所以上開けて風通しをよくします。 そして風の出口になる方に向かって扇風機をかけます。 部屋にこもりがちな暖かい空気がどんどん外に追い出され、涼しい風が通るようになります。 ○冷房の微風を使って 風量が弱いと冷房の内部で空気が冷やされ、外に吹き出されるまでに時間がかかるので 強風より弱風の方が冷たい風が吹き出されます。 部屋の温度を下げたい場合には、最初に強風で、ある程度室温を下げた後に 設定温度を上げて弱風にすると、温度を下げた時と同じような効果が得られ省エネにもなります。 また風の勢いが弱いと、風向きを上向きにしても風が落ちてきてしまい、直接体に当たるので さらに涼しく感じます。 これから本格的な夏を迎えます。 そのうだるような暑さでついつい室内温度を下げてしまいがちですが、健康温度と言われのは28度だそうです。 上手に健康管理しながら日本の夏を満喫したいですね (^-^) |